ミッション: 8ミニッツ
原題 | Source Code |
上映時間 | 93分 |
公開日 | 2011年10月28日 |
監督 | ダンカン・ジョーンズ |
主要キャスト | ジェイク・ギレンホール ミシェル・モナハン ヴェラ・ファーミガ ジェフリー・ライト |
個人的評価
ストーリー | ★★★★★[5/5] |
飽きない構成 | ★★★★★[5/5] |
音楽 | ★★★★☆[4/5] |
演技力 | ★★★★☆[4/5] |
総合評価 | ★★★★★[5/5] |
ずっと動き続けているような映画で、本当に飽きることなく93分間見続けることができました!
最後は考察の余地もあるような終わり方となっているので、見終わった後もいろいろと考えさせられる作品でもあります!
映画自体は短めですが、鑑賞後も楽しめる良作だと思います!
それもこれも、ジェイク・ギレンホールがはまり役でかっこいいのが大きな影響を及ぼしていますね!
物語の流れ
- 列車の中で主人公が目を覚ます
- とある列車の客席で目が覚める主人公。
主人公は状況が全く呑み込めていない様子。
目の前の座席に座る親しそうに接してくる女性のことも見覚えがない。
- 主人公は別人になっていた
- 自分のことは『スティーヴンス大尉』だと思っている主人公。
しかし、目の前の女性から『ショーン』と呼ばれ、どうやら意識と現実に乖離がある状態。
- 列車事故発生
- 事故により主人公たちが乗っていた列車が爆発炎上。
- 主人公が気が付くと謎の空間に
- 何かのコックピットのような空間で目を覚ます主人公。
画面に映る女性から『スティーヴンス大尉』と呼ばれ、列車事故について問い質される。
列車を爆発させた犯人は?爆弾の種類は?起爆方法は?
そんなことは分からない主人公。
女性は「それではもう一度行ってきて。時間は8分間で」と告げ、主人公の意識は再び列車の中で目を覚ますところから始まる。
主人公は繰り返される8分間で列車事故の原因を究明できるのか!?
いきなり違う人間として目を覚まし、どういうことかと思っていたら列車ごと爆発四散するという最悪のシチュエーションから始まる物語です!
そして事件が解決できるまでそれを繰り返せと言われる展開!
最悪すぎる、、、!
拒否権もないまま再ループに入るわけですが、列車の中に爆弾犯がいると分かると、1周目では普通に見えていた他の乗客が全員怪しく見えてきます!
そんな絶望的な状況の中でもすぐに事件解決に向けて動き始められるのは、主人公が軍人だからなのでしょうか!
非常に勇敢だと思います!
そして何回もやり直しながら少しずつ犯人へと近づいていく流れとなります!
ただ、この物語はただただ事件を解決するだけではないのがミソ!
この8分間のループを産み出している装置であったり、主人公自身の状態だったりも徐々に判明していくこととなります!
物語の進行とともにいくつもの謎が同時進行で判明していく構成が良くできています!
そして辿り着く結末は考察の余地がある感動物語!
93分という時間を最大限に活かした良作です!
『ミッション: 8ミニッツ』を見た感想!
こういう作品大好き!というのが感想です!
8分間を繰り返し事件の究明をするというタイムループ作品のようでいて、実際にはタイムループしているわけではなく、亡くなった人の最後の記憶を再現しているといった科学的な設定!
でも物語は科学では証明できないような人と人との関りがあったりと、93分という短い時間に多くの要素が詰め込まれた、飽きることなく見れる傑作だと思いました!
ループものですが、1周が8分という設定なのと、毎回違う展開に物事を進めてくれるのが良いところ!
もし自分が同じ状況になったとしたら、あそこまで大胆に行動できないよな~と思ってしまう作品でもありました、、、!
僕じゃ事件は解決できませんね。
一度見始めるとあっという間なので見たことのない人にはぜひおすすめです!
あと、ジェイク・ギレンホールのファンになっちゃう作品だとも思います!
良かったところ!
ポイント
・タイムループ×科学という面白い設定!
・飽きることのない展開!
・ジェイク・ギレンホールがかっこいい!

何度も同じ状況を繰り返しながら物事を解決するという展開が個人的に大好きです!
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』とかも大好きなので!
最初は何が何やら分からないのが、最後の方は動きが洗練されている演出とか最高ですよね!
この作品でもそれが体験できるのが良かった!
とても面白い内容の作品だと思いました!
うーんと思ったところ
ポイント
・映画冒頭のストーリーとは関係ない空撮がしばらく続くところ
・最後の8分間は本当に8分間でやりきれるの?
・ショーンの人格は何処へ

もはや難癖のようになってますが、ちょっと気になったのはこんなところですかね。
自分がせっかちになっているというのを実感しますが、映画冒頭はサクッと物語に入って欲しいと思ってしまう、、、
冒頭2分くらいの街並みの空撮にも意味があるのかなあ、自分が鈍感で理解できていないだけで。
それと内容としてはとても良かったし感動的でもあったんですが、ラストループはタイムリミットの8分間で間に合うのかというのが気になっちゃいましたね。
8分って思いのほか短い時間設定だよね。
そして主人公が憑依したような形となっているショーンですが、、、まああまり考えてはいけないのかな。
『ミッション: 8ミニッツ』が見れるサブスクは?
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『ミッション: 8ミニッツ』のネット上での評価は?
Rotten Tomatoes | トマトメーター:92% ポップコーンメーター:82% |
metacritic | メタスコア:74点 |
映画.com | 3.8/5点 |
Filmarks | 3.7/5点 |
評価が高い!
テンポのよいタイムループというのは万人受けする内容ですね!
本当に面白い映画なのでこの評価には納得だあ!
まとめ
あっという間の90分でした!
何度も同じ体験をするというタイムループと科学技術の合わせ技という設定が面白い!
タイムループものの作品をもっとたくさん見たくなりますし、ジェイク・ギレンホールの出演作ももっとたくさん見たくなりました!
こうやって次に見たい映画がイメージできる作品は良いですね!