【RUN/ラン】を観た感想！狂気の母を描いた名作サイコ・スリラー映画！

RUN/ラン

原題	Run
上映時間	90分
日本公開日	2021年6月18日
監督	アニーシュ・チャガンティ
主要キャスト	サラ・ポールソン キーラ・アレン パット・ヒーリー セーラ・ソーン
制作会社	ライオンズゲート
公式サイト	https://run-movie.jp/

個人的評価

キャストの演技	★★★★★[5/5]
怖さ	★★★★☆[4/5]
ストーリー	★★★★★[5/5]
音楽	★★★★☆[4/5]
総合評価	★★★★★[5/5]

完成度の高い名作です！！！

決して気持ちのいい内容ではありませんが、初めから終わりまで目の離せない展開でした！

キャストの自然な演技や、主人公の心境を表したかのような音楽が映画を形作っていました！

内容がキツイのでもう一回見たいかと言われるとうーんという感じですが、一度は見るべきおすすめ映画と言えますね！

物語の流れ

母親は娘に対して何をしているのか！？

---

多くの障害を抱える車椅子の主人公とその母親を描いた物語です。

母親の娘に対する愛情、そして狂気を目の当たりにすることができます。

今まで仲の良い家族だったのが、『何の薬を飲まされているのか分からない』という気づきをきっかけに一気に崩れ去っていく展開。

母は一体何を隠しているのか。

主人公が体験したであろうジェットコースターのような心境の変化を想像すると胸が痛みます。

人の狂気を味わうことができるサイコ・スリラー作品となっています。

『RUN/ラン』を見た感想！

キッツイ内容だったな、、、。という感想です！

人の狂気をまざまざと見せつけられるような内容で、まさにヒトコワ映画。

気持ちの良い映画ではなかったです。

ただ、テンポよく物語が進んでいくことや緊迫感のあるBGMがあるおかげで、見ていても気分がそこまで落ち込まないような作りになっているなと思いました！

また、人の怖さを味わうことができる内容でありながら、徐々に母親の隠し事が暴かれていく推理的な展開にもなっているので、物語の全貌が見えたときに「ああ、そういうことだったのか」と腑に落ちる気持ちよさも味わえました！

これが人の怖さの部分にだけフィーチャーして、もっとネットリと時間をかけて見せられていたら、気分が落ち込んでしんどくなっていたかもしれません。

そうならならいように様々な工夫がこらされたしっかりとまとまった良い映画でした！

キャラクターに関しても、難しい設定のはずなのにキャストの演技が自然で、そのおかげで現実に起きたかのように感じさせてくるんですよ！

主人公の『クロエ』を演じた『キーラ・アレン』と母親である『ダイアン』を演じた『サラ・ポールソン』の演技が凄かった！

基本的にこの二人しか画面に出てこないので、この二人の演技次第で作品の完成度が大きく変わってくるはずです！

はまり役だと思いましたし、非の打ち所がない演技だったのではないでしょうか！

見て良かったと思える映画でした！

良かったところ！

うーんと思ったところ

『RUN／ラン』が見れるサブスクは？

	〇
	〇
	×
	×
	×

『RUN／ラン』のネット上での評価は？

Rotten Tomatoes	トマトメーター：88%　ポップコーンメーター：74%
metacritic	メタスコア：67点
映画.com	3.6/5点
Filmarks	3.7/5点

ネット上の評価も良いと思います！

低評価の数が少なく、ある程度高評価に票数がまとまっている印象です！

鬱な内容なので満点が付きづらく、上述の平均点に収まっているように思います！

まとめ

母親の狂気というのはキツイものがありますね、、、。

主人公の境遇を思うと「良い映画でした！」とは言いづらいですが、非常に完成度の高い映画だと思いました！

見て満足できる内容だったので、鬱な展開とかに抵抗がなければぜひおすすめしたい映画です！

90分という上映時間なのでかなり見やすいですし！

興味があればぜひ見てみてくださいね！