ジェーン・ドウの解剖
原題 | The Autopsy of Jane Doe |
上映時間 | 86分 |
公開日 | 2017年05月20日 |
監督 | アンドレ・ウーヴレダル |
主要キャスト | エミール・ハーシュ ブライアン・コックス |
個人的評価
グロさ | ★★★★☆[4/5] |
怖さ | ★★★★★[5/5] |
ストーリー | ★★★☆☆[3/5] |
音 | ★★★★☆[4/5] |
総合評価 | ★★★★☆[4/5] |
マジで時間が長く感じるホラー映画でした、、、
この映画めちゃくちゃ怖いです。
映画のタイトルとか雰囲気でホラーではないと誤認識して見始めてしまったというのもありますが、直視できないくらい怖かった。
あと音が怖い。
耳をふさぎたくなるホラー映画はあんまり経験がないのでキツかった。(ホラー映画経験が浅いだけかもですが)
ホラーが苦手な人は自分と同じ轍を踏まないようにした方がいいと思います。
ビビり過ぎたせいでストーリーとかよく理解できないまま終わってしまいましたが、もう一回見る気にはなれないなあ。
物語の流れ
- とある家での死亡事件の捜査から物語は始まる
- 一軒家の中で複数人の遺体が発見される
- 一軒家の地下室で発見された女性”ジェーン・ドゥ”
- 家主と無関係の女性の遺体が発見される
他の遺体は激しく損傷していたにもかかわらず”ジェーン・ドゥ”だけはキレイな状態だった
- 検死官の主人公とその父親の日常描写
- 主人公と父親は代々続く遺体安置所で働いており、日夜検死を行っている
主人公と父親の仕事ぶりや主人公とその彼女との関係などが描かれる
- ”ジェーン・ドゥ”が運び込まれ遺体の検死が始まる
- 目の濁りからは死後数日、しかし死後硬直がない、手首と足首が骨折しているが外傷はない、舌がもぎ取られている、臓器が切りつけられている、、、
検死を続けるごとに不可思議な状態であることが分かっていく
彼女は一体なにものなのか!?
一軒家で複数人の激しく損傷した遺体が見つかる中、身元の分からない女性の遺体がキレイな状態で発見される。
”ジェーン・ドゥ”(日本で言うところの”名無しの権兵衛”)と呼称された遺体はとある遺体安置所へと運び込まれ、検死されることに。
検死を務めるのは代々死体安置所を継いできた親子。
初老の父親と若い息子の二人で”ジェーン・ドゥ”の検死を行っていく。
検死を進めれば進めるほどに遺体が不可解な状態であることが判明していき、、、とんでもない恐怖が訪れることとなる。
といった内容の映画でした!
検死するわけなので、遺体にメスを入れたりするわけなんですが、なかなか見てて気分の良いものではないですね。
それに追加してホラーという、精神破壊映画でした。
『ジェーン・ドウの解剖』を見た感想!
マジで怖い!という感想に尽きる!
記事内に何回も書いていて申し訳ないですが、ホラーだと思わずに見始めてしまったのでかなり精神力を削られてしまいました、、、(映画の概要も調べずにサブスクで見始めるのは良くないですね)
映画の流れも、検死から事件の全貌が見えてくるのかな、という展開から怒涛のホラー。
ミステリーだと思わせてホラーでビビらせるみたいな狙いがあるとしたら、この映画がホラー映画であるというのが一種のネタバレになってしまうのかもしれませんが、これは明示しておかないと本当にホラーが苦手な人がトラウマになりかねない。(予告とか見たらしっかりホラー感が出てたのでミステリーだと誤認したのは本当に自分のせいだった、、、というか映画見る前はミステリーだと思ってたパッケージも映画見終わってから改めて見てみるとめちゃくちゃ怖いやんけ。)
自分は家で映画を見るときは部屋の電気を消して見るんですが、映画の途中で電気をつけてしまいました。
初めての経験かもしれません。
不意のホラーは怖いんよ。
今後同じ思いはしたくないので映画見る前にはもう少し調べてから見ようかな、、、
良かったところ!
ポイント
・検死がしっかり描写されていてグロイ
・音が怖い!

良かったところと言うのは不謹慎かもしれませんが、検死の描写はスゴイと思いました。
タイトルにある通り、”ジェーン・ドゥ”を解剖していくわけですが皮膚をメスで裂いて内臓とかを描写するわけです。
どの程度リアリティがあるのか知りませんが、目を覆いたくなる感じでした。

音での演出がとにかく怖いと思いました。
ヘッドホンをつけて見ていたのですが、薄目で見ているのに音でビクビクさせられて、ずっと怖かった、、、
うーんと思ったところ
ポイント
・バチバチのホラーすぎる
・理不尽なホラー

完全に自分の落ち度ですが、こんなホラー映画だとは思ってなかったせいで心の準備ができてなかった、、、
もっと検死から事件を紐解いていくミステリーとかサスペンスな映画だとばっかり、、、
不意打ちのホラーほどキツイものはないですね。

恐怖の渦に巻き込まれた検死官の親子はしっかり仕事をしていただけなのにこんな目に遭ってしまい理不尽すぎる、、、
主人公たちに落ち度が無さ過ぎてそういう意味でも見ていてツラかった。
『ジェーン・ドウの解剖』が見れるサブスクは?
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『ジェーン・ドウの解剖』のネット上での評価は?
Rotten Tomatoes | トマトメーター:86% ポップコーンメーター:71% |
metacritic | メタスコア:65点 |
映画.com | 3.5/5点 |
Filmarks | 3.5/5点 |
どこのサイトでも評価高めだと思います!
「解剖のグロさ」「とにかく怖い」といった内容のレビューが多いので、ホラー映画としてしっかり評価されたうえである程度高評価を得ている印象です!
怖いホラー映画を見たい時にはもってこいの作品ということですね!
まとめ
今までに自分が見てきたホラー映画の中で一番怖かったかもしれない。
終始、音が怖いんですよ。
ヘッドホンで映画を見てたから耳をふさげないのでずっと恐怖!
しばらくホラー映画はいいかな、、、と思わされる映画でした!
ただ、尾を引く怖さではないので、見終わった後にお風呂に入るのが怖いよとか、後ろに誰かいそうで怖いよとか、そういうのは無いです!
尾を引くホラーは苦手だけどホラーに興味があるという人には良いのではないでしょうか!
ぜひ鑑賞してビビり散らかしてほしいなと思います!